真鶴町長 松本一彦

真鶴町長 松本一彦

 

岩牡蠣の出荷に向けて

 真鶴町岩沖で岩牡蠣の養殖事業が平成27年からスタートして6年の歳月が流れる間、町民の中からこの事業を担う方々が現れ、令和3年5月の出荷を目ざして動き出しました。

 養殖事業がここに至るまでの道のりは決して平たんなものではありませんでした。岩牡蠣養殖の先進地域である島根県海士町の指導を受け、試行錯誤を繰り返しながらの事業展開で、関係者の皆様には大変なご苦労があったことと存じます。また、令和2年3月には岩牡蠣を出荷するための拠点となる「岩ガキBASE」が完成し、さあこれからというときに新型コロナウィルス感染症の影響で試験出荷が中止となるなど、当初予定していたスケジュールの変更を余儀なくされました。

 このような状況の中で、出荷される岩牡蠣には「真鶴の宝になってほしい」との思いが込められ、「鶴(かく)宝(ほう)」という素晴らしい名前をつけていただきましたので、名前のとおり真鶴町の宝となる存在にしていかなければなりません。未だコロナ禍の収束は見えませんが、自然豊かな真鶴の海で育った岩牡蠣が皆様の食卓に届くことを想像すると期待ばかりが膨らみ、この「鶴宝」が必ずや明るいニュースをもたらし、真鶴町の活性化につながるものと確信しています。

 これまでの町民の皆様のご理解と関係者の皆様のお力添えに深く感謝するとともに、岩牡蠣の出荷を機に真鶴の良さを知っていただくためにも、事業を担う方々との連携体制を強化し、この事業をさらに発展させていく決意です。

 

 


一般社団法人食農共創プロデューサーズ 代表理事 長谷川 潤一

一般社団法人食農共創プロデューサーズ

代表理事 長谷川 潤一

真鶴 岩の岩牡蠣 鶴宝への思い

 2021年春、これまで地域で検討を重ねてきた「岩の岩牡蠣 鶴宝」が本格出荷を開始します。私はこれまで3年間にわたり、地域が未来に向けてトライする岩牡蠣の出荷、販売やそのための体制整備の支援をさせていただきました。振り返れば、支援依頼を受けた当時、真鶴では岩漁港沖の試験養殖が終盤を迎えている時期だったと思います。

 まだ協議会もなく、真鶴町と岩漁協とが連携し、島根県海士町の指導を受けながら細々と試験養殖を行っていたと記憶しています。当然、主体者も見えていない状況、ましてや販路の可能性、生産出荷のために何を整えなければならいかも、わからない状況でした。

 しかし、試験養殖の成功を機に、地域の若手漁師2名が手を挙げ、そこに行政、関係組織などの人材が連なり、また、地域外から有識者や実務者などを呼び、岩牡蠣の生産出荷に係る多くのことを学んできたことで、本格出荷に向けた準備が少しずつではありますが確実に進められてきたところです。

 まだ産声をあげたばかりの「鶴宝」、それは地域の多くの人たちに支えられ、地域の若手漁師が未来のために取り組む事業です。そのためには、お客様との約束を守り、高い品質と安全を担保した産品を生産しつづけることが求められます。その努力をひたむきに続ける「真鶴 岩のいわがき 鶴宝」、真鶴町の未来に向けて、誇りある産品に育って行くことを期待します。

鶴宝への意気込み
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